堀江『テル!アイム!』


堀江『おまえらの遊ぶとこに連れてってくれ!』


テル『何?』


アイム『えっ?』


堀江『おまえらが普段行くとこに連れてけと言ってんだ!』


テル『なんでだよ?そんなの別に面白くないじゃん?』


アイム『そうっすよ!もっとヘリとか、コプターとかで楽しいとこに行きましょうよ!』


香織『コプター?』


堀江『だから、おまらをもっと知りたくなって来たんだよ!』

堀江は恥ずかしそうにそう言った。


テル『ふ〜んきもちわるっ!』


アイム『なーんだ。そりゃ、あんまおもしろくないっすよぉ?』


奈緒美『いいじゃない!私も知りたい!』


香織『くだらん。』


ヨシコ『私も行きたい!』


アイム『師匠!ベリーナイスなとこ連れてきますよ!』


堀江『そうときまれば早速アイム!どこに行くんだ?』


アイム『う〜ん。あそこかなぁ?』


堀江『よし!じゃあ行くぞ!ヒキだっけか?俺のスペシャル車いす持ってこい!』


ヒッキー『は、はい!ヒッキーです!』


アイム『フフフ。やったなヒッキーこれでおまえも仲間だ!』


ヒッキー『ハイ!』

ヒッキーは歳の頃25歳、彼も両親を若い頃になくしており、それからは、いつも卑屈な感じで、誰

に対しても心を開かずにいた、富士山で働いていたのもそんな自分に嫌気がさし、彼を傷つける敵も

いない大好きな自然のなかで過ごせるからだった。

彼は弱者に強く、強いものには巻かれろタイプだった。

しかし、この数日間彼らと交わりそんな事はすでに彼にはなかった。

し、この瞬間、彼はさらに大きく成長していた。

それは、ここに居る全員がそうだった。