一行は数日をかけ、荷物をトラック10台に積み込み七楽園に着くと早速、熱い歓迎を受けた。


『金持ちの道楽で子供をもてあそぶなー!!!』

『差別はんたーい!金持ちは出てけ〜』


そこには引っ越しを聞きつけ、職員達が勢揃いで出迎えていた。



堀江『あちゃー。入れないつもりだな。』


アイム『ひえ〜!ヤクザみたいじゃん!!』


ヒッキー『あわわわわ。』


奈緒美『クビになると思ってでてきたな給料泥棒が!!このやろうー』


テル『なんだあいつら?ぶっとばしてやる!!』


明智『待ちなさい!!ここは私が行こう。歳も私の方が上だし説得してみる』


明智はプラカードを持ちバリケードを作っている職員達のもとへ行き、ほどなくして戻って来た
すると職員達は笑顔で道をあけてどうぞどうぞと腕をふり堀江達を誘導し始めた。


奈緒美『どういう事?』


アイム『すげーな!どうやったんだよ?』


明智『なぁに簡単だよ。ボーナス持って来たって言っただけさ。蛇の道は蛇ってね。』


堀江『なに?そんなもの渡さないですよ!?持って来てないし』


明智『だから、蛇の道は蛇。欲しいなら働けってね。』


堀江『そんな事言ったら本当に暴れ出すんじゃないか?』


明智『まさか!そんな事したら余計にこっちのもんじゃないですか社長さん!』


奈緒美『そうね。中に入っちゃえばこっちのもんよ!叩けばいくらでもほこりが出るんだから!』


テル『おっさんもなかなかやるね〜!喧嘩なら俺も負けないぜ!』


ヨシコ『そうね。目には目をね!』


アイム『よ〜し戦闘準備オッケー!!』


ヒッキー『いやだな〜。』


香織『キキキ〜!!』


堀江『そうだな始めから楽じゃないとはわかってたもんな!』


明智『それじゃ〜行きますよ!』



一同 『 おう!!!!』

こうして七楽園の引っ越し大作戦ははじまった。