それから数週間。一同はこの計画を本格的に煮詰めていった。

資金や人材の事は全て順調にいった。

しかし、まだまだ課題や問題もいくつかあった。



奈緒美『絶対駄目!』


堀江『なんでだよ!俺が資金出したんだから当然だろう!』


テル『まぁまぁ二人ともそんなに熱くならないでよ』


ヨシコ『そうよここまで来たんだから。』


香織『まったくじゃくだらん!』


ヒッキー『どうなさったんですか?』


奈緒美『いやよ!ホリエーランドなんて!』


堀江『なんでだよ!子供達も気に入ってるじゃないか!なぁ!テル!』


奈緒美『大体、児童福祉施設なんだからね!絶対 (プゾフォ ウン ド ナオミ) よ!ね!テル!』


アイム『言いずらっ!!』


テル『いや〜どっちもいいんだけどね〜』


ヨシコ『え?いいの?』


テル『七楽園ってのはどうかな?』


香織『失楽園みたいじゃな。』


ヒッキー『6人と一匹だからですね?』


テル『まあそれもあるんだけど、セブンって縁起もいいし、なんかこう、七福神みたいな・・』


堀江『七幅か、いいじゃないか!うん!』


奈緒美『じゃあ、学問と財福の神様!私は弁財天だね!お兄ちゃんは恵比須!商売繁盛の神』


堀江『テルは大黒天!シヴァ神、破壊・戦闘を司る神』


ヨシコ『なら私は開運・良縁・子宝の神様 布袋和尚ね!』


香織『寿老人じゃ。長寿と幸福の神様、死んでおるけどな。』


ヒッキー『僕は福徳の神、福禄寿でお猿さんが寿老人。』


香織(言ったわ)


ヨシコ『聞こえてないのよ!』


ヒッキー『あのー聞こえてますよ。香織さん!』


ヨシコ『あら?そうだったのね!』


香織『ほぉ〜お主も狂っておるのじゃな!』


アイム『あのー。おれは?』


ヒッキー『あと残ってるのは毘沙門天!勝負事の神様!』


アイム『びしゃもん?いいね〜それ!』


堀江『よし決まり!児童福祉施設 シチラクエン!』