堀江『奈緒美!!』
そこにはテルと一緒に堀江が居た。
奈緒美『お兄ちゃん!ごめんなさい!私・・』
ヨシコ『堀君聞いてたの?』
香織『あらら。』
テル『いや、聞くつもりはなかったんだけど。』
ヨシコ『堀君!奈緒美さんはきっと昔のお兄ちゃんに戻ってきてほしかったんだよ!ね!奈緒美さん!そうでしょ!』
堀江『いいんだ!違うんだよ奈緒美。』
奈緒美『何も違わない私がお兄ちゃんを殺そうとしたの!』
堀江『やめろ奈緒美!』
奈緒美『どうして!どうしていつもお兄ちゃんは私をかばうの!』
奈緒美『もうやめて!息苦しい!お兄ちゃん!』
奈緒美はテーブルに置いてあったハサミを手にして喉元に震える手で当てていた
テル『やめろ!奈緒美さん!』
奈緒美『こないで!』
ヨシコ『そんな事しないで奈緒美さん!もういいからそれ、置こう!奈緒美さん!』
テル『そうだよ!社長だってそんな事望んでないぜ奈緒美さん!』
奈緒美『ごめんなさい。』
奈緒美はそのまま力一杯に喉に突き刺した。
堀江『奈緒美ー!!!』
テル『馬鹿野郎!!』
ヨシコ『いやーーー!!!』
香織『・・・』