そこは断崖絶壁になっていて、堀江は宙ぶらりんの状態になっていた。

まさに宙に浮いている状態だった。


堀江『落ちる落ちる!』


テルはその状態のまま後ろにのけぞった。


堀江『や、やめろー本当に落ちるー!助けて〜』


テル『うるせえなぁ、下を見ろって!』


堀江は恐る恐る目を開けた


堀江『おおー。』


その絶壁の下にはモクモクと湯気が立ち上がり、岩の間に数カ所の温泉があった。


ヨシコ『凄いわねこんなとこに温泉が湧き出てるなんて。』


ヒッキー『これはどうやっておりるんですか?』


アイム『こっちこっち』


そこには大きな大木と葉っぱで見えなかったが、階段らしき道が出来ていた。


アイム『これ、じいちゃんが子供のときからある御神木で精霊が宿ってるんだってさ!』


堀江『なるほどなこれじゃ普通の人はわかんないな』


香織『精霊って。』


ヨシコ『行きましょ!』


奈緒美『やった〜!一番風呂〜とっぴ〜!」


テル『お前こんないい場所隠してたな!』


アイム『だろ〜』


香織『あちっ!』


アイム『そっちは煮えてんぞ!あっちが女子で、こっちは俺らで入りましょう!』


テル『猿はそこで煮えてろ!』


香織『のぞくなよ変態!』


テル『おまえはいつも裸だろ!』