ファミレスを出てフラフラと街を歩いた。
夜のネオンが俺の心をより一層と重たくさせる。
もうどうにでもなれ。
そんな事が頭を侵食していく。
……どうでもいい。
俺は危うい気持ちのまま交差点で信号待ちしていた。
このまま道路に飛び出したら楽になれるか、なんて妄想しながら。
飛び交う光、行き交う人。信号が青に変わっても俺は動けずに立ち止まったままだ。
心拍数が狂い始め突然の動悸に体の異変を覚えた。
道の端に寄って座り、しばらく固まった。
やべーな……体がおかしい。
どうでもいいだなんて本心ではない。
その証拠に体が異常をきたした。
やべーなマジで……。
頭がそれで一杯になり、俺は吐き気に襲われた。
いろんな思想があふれる。
行き場もなく夜の街を離れ、さ迷う。
俺は意識がはっきりしないまま橋を渡っていた。
ふと思いたち、体が無意識に動いた。
気が付くと俺は橋の柵によじ登っていた。
そしてそのまま……。
視界は光を写した暗い川に近づいて、水の跳ねる音と同時に途切れた。
――痛。
ああ……死にそう。
夜のネオンが俺の心をより一層と重たくさせる。
もうどうにでもなれ。
そんな事が頭を侵食していく。
……どうでもいい。
俺は危うい気持ちのまま交差点で信号待ちしていた。
このまま道路に飛び出したら楽になれるか、なんて妄想しながら。
飛び交う光、行き交う人。信号が青に変わっても俺は動けずに立ち止まったままだ。
心拍数が狂い始め突然の動悸に体の異変を覚えた。
道の端に寄って座り、しばらく固まった。
やべーな……体がおかしい。
どうでもいいだなんて本心ではない。
その証拠に体が異常をきたした。
やべーなマジで……。
頭がそれで一杯になり、俺は吐き気に襲われた。
いろんな思想があふれる。
行き場もなく夜の街を離れ、さ迷う。
俺は意識がはっきりしないまま橋を渡っていた。
ふと思いたち、体が無意識に動いた。
気が付くと俺は橋の柵によじ登っていた。
そしてそのまま……。
視界は光を写した暗い川に近づいて、水の跳ねる音と同時に途切れた。
――痛。
ああ……死にそう。