洋一に初めて私から電話した


「もう、やめにしない？」


「えっ…？なんで？もう少しまってちゃんとするから」


「何を？悪いけど私待たないし、
そもそも私、洋一のこと好きじゃないし愛してもいないから！」


「…じゃあ何で…」

「教えてあげるよ！洋一が憎いから！幸子が憎いから！洋一に抱かれたのも幸子への復讐のため！」

「和美…嘘だろ」