仕事も、手をつかずにいて、今までやっていた。仕事も辞めてしまった。


それだけ、玲奈に、彼女自身に依存していたのだろう。


言い訳するつもりなんてないけど、僕は心の弱い人間なんだろう。仕事を続けるのさえメンタル的にきつく、精神科に、行く羽目になった。


鬱気味な毎日が訪れる。


光が嫌になり、夜の帳が下りるのを待ち、行動するようになっていた。夜光虫みたいだな、ふとそう思った。






根こそぎ奪い去っていた。玲奈を憎む感情さえ生まれ始めていた。醜い自分を恥じた。