私は今日から高校二年生の細田りん

ただいま急いでいます。

「りんー!春樹君来たわよー!」

下からお母さんの声がする

「はーーい!ちょっとまってー」

適当に返事をして急いで支度をする。


あぁー…昨日遅くまで起きてたのがいけなかった…

やばい!髪の毛結ぶ時間ない…


髪の毛をくしでとかして急いで階段をおりる。



「おせーよ。」

腕組みをして壁にもたれているこいつを見て、ドキッとしてしまう。

「ごめんっ!許してー」

顔の前で手を合わせて謝る。

「始業式そうそう寝坊かよー」

そういたずらっぽく笑うこいつは、
松村春樹。


背が高くて、運動神経抜群、頭もいい

だから、女子にすっっごくモテる。



そして春樹は私の幼馴染だ

家が隣どうして親どうしも仲が良く、小さい頃から春樹とはずっと一緒にいた。







そんな春樹は、







私の大好きな人。