「先ほどの方は?」

「ちょっとそこでぶつかっちゃって....
で、どうしたの?」

「今日何時頃
お帰りになられますか?」

「わかんないな~。」

「そうですか。
では気をつけて行ってらっしゃいませ。」

「うん、行ってきます!」


私は再び事務所に足を向けた。