「はぁ……。笠本さんもちょっと変わってるとは思ってたけど

ここまでだったとはね」


呆れ顔になる橋本。


「とかいいつつお前見たいだろ?」


変なダンスとはいえ、橋本だって結花のダンスが見たくないわけがない!


「別に。」

ほー、強がってやがる。

これ、俺が優位に立てるチャンスじゃね?


「めっちゃ可愛いんだぞ。

一瞬ホントの妖精みたいに見えんだ……ぶほっ!」

もう一発飛んできた足は、腹部に当たり

完全に俺をノックアウトさせた。