私が起きたのは7時すぎ。
すでに優真くんはいるはずもなく…リビングに行くと一枚の置き手紙。
“おはよう!仕事行ってくる!結菜と結愛の寝顔が似すぎて笑えた。優真くんより”
『会えると思ったのに…残念だね。結愛』
結愛はのんびりのんびり乳を飲んでるけど…私の頭の中は優真くんだらけ。
結愛の事はこれっぽっちも考えてなかった。
〔優真くんおはよう!何時に帰ってくる?〕
〔9時くらい〕
昨日はたまたま早く帰ってきただけ。
自分でもわかってるくせに…
どこか期待している自分がいる。
でも期待していてもそれ以上の物はない。