怒る気力も…片付ける気力も…結愛と接する気力も…なくてご飯を作り始めようとした瞬間…凄い事に気づいた。




『ご飯炊いてない』



そう、

…ご飯を炊いてない。





「外食しよう」

『いいよ。作る』

「久々に息抜きしろよ。」





その言葉が嬉しくて…

涙が出そうになったけど、こらえた。



意外と私の事を見てくれていたと思うと嬉しい。