そんな沈黙を破ったのは芽生ちゃん。




芽生ちゃんはいきなり私に頭を下げて来た。



私は驚きを隠せず、

思わず目を逸らしてしまう程だった。



でも…そんな中私は勇気を振り絞って芽生ちゃんに言った。




『謝られても友達には戻れない』

「…えっ」

『私はあの時本当に芽生ちゃんを信じていた。それを裏切られて悲しかった。』

「それは…」

『友達と…何て許される話じゃないよ』

「本当にごめん」

『本当に、冗談だと思ってたの?』

「………」