そんな日が続いたある日、俺は聞いたんだ。



女共の言葉を。





「ギャハハッ!いい気味!」

「だよねぇ〜。私達の加賀様に図々しく近寄んなブスッって、感じだったし」

「ちょーうける。あんた、それ本人にも言ってたじゃん!」

「まーねー。てゆぅか、明日はアイツの机教室から捨てようよ!」

「いーねぇ〜」






ギャハハ、と汚ねぇ笑い声を上げる女共。


それは、よく顔を知らないが異様に宮本を追い払っていた奴等だった。