アイドル…あたしが……?




「考えておいてね。以上」




そういうマネージャー。




誰かが、言ってた気がする。



仕事が来るうちが、花だって。




この仕事断ったら、いつ運が回ってくるかわかんないしね…






「やります!」



「え…?」




「その仕事、やらせてください!」






やってみたいって、心から思った。





「でも、大丈夫?今でも、十分忙しいのに…」





「はい、結構体力ありますし。」






「そう、きっと喜ぶわ。もう、帰ってもいいわよ。休みに呼んでごめんね」






「いえ、ありがとうございました!」