東京に着いた



東京駅まで妻が迎えに来てくれた



少し妻の目の下のくまが気になった



「眠ってないのか」

「疲れで神経が参って眠れなかったんです」


「俺も宿で寝付く事が出来なかったよ」

「そうでしたか 忘れると言う事は出来ないかもしれないですが」「思い出さない様にすると言う事はできます」



「この半年で色々ありすぎました」



「貴方、もしよかったら彼女に着いていてあげてください」


「これは私のお願いです」