「それがお前の本音だな?


ほら、死にたくなんかねぇんだろ?」




「でも…俺はっ…」




陸斗は俯いた。




「お前の勝手で、傷ついた仲間がいること。


その仲間は…お前に何を伝えたかったか…わかるか?」




優衣は…陸斗の記憶が戻った事を俺に教えてくれた時、こっそりと俺に伝えた事があった。