「あの、先輩…。

突然どうしたんですか?」




「天風。遙から事情は聞いた。俺達も協力するよ。」




陸斗は相変わらずキョトンとしていた。




「天風さん…?協力って…」




「陸斗の記憶…。あたしは、記憶を戻して欲しいの。」




「記、憶………?」