「陸斗君は…記憶喪失だね。」



「先生…陸斗は…陸斗の記憶は戻りますか?」




遙が真剣な瞳で見つめた。




「それは、色々なケースがある。

でも…陸斗君が必要とすれば、記憶は戻るはずだよ。」




陸斗が…記憶を必要としたら?