「奈々ちゃーん、大丈夫ー??」 幹部部屋のソファーでグッタリしているあたしに春馬がミネラルウォーターを持ってきてくれた。 「ありがとう。」 ミネラルウォーターを喉に通すと気持ちが良くて、自分がかなり喉が渇いていた事に気付いた。 「ふぅ。」 と、一息つくと春馬が心配そうに見つめてきた。 「大丈夫だよ。」 そう言ってニッコリ笑うと、 「なら、良いんだけど。」 と言ってあたしの隣に座った。