「よろしく…」

「あっれー?緊張してるの?かーわいっ!」

「いや…あの」

テンション高くね?

新川杏子…

顔はモデルかっつーくらい
整っててスゲー美人

「さっきからうるさいんだけど」

「!?やー…ごめんね?」
さっきの高いテンションはどうしたんだ?

急にしおらしくなって…

だれだ?こいつ

本読んでるし…

「だれだ?こいつ…みたいな顔しないでくれる?」


「うぇっ!?」

「クス…」

なんで思ってることがわかるんだ?

「なんで思ってることがわかるんだ…何でだと思う?」

え?

「ふっ…私の名前は桐島麗美…ヨロシクね?」


読んでる本をパタンと閉じて…

「これから…楽しくなるね」

と囁いた


これが、俺と桐島さんと初めてあった時の事だった…

ミステリアスで本が好きな桐島さん…


本当に不思議だった…