「なんでだと思う…?」


「えっそんな…知らない…」

「俺…分かんない?」


前髪を手でかきあげた

悠李君…



「…あっ……えっ!?」


綺麗な肌に

似合わない

傷…


「えっ…それって…」


「そう…これは昔アンタにつけられた…傷」


いままでの表情とは

裏腹に、冷たい目


怖い…