―翌日―



学校にいって

HRが終わると

私は、すぐに非常階段に

いった


―ガチャ―


ん？


いない…


「いないじゃんかぁ〜〜！」


またまた、大声で叫んだ



「誰がいないの？誰を探してるの…？」


きた―――！


「あっいたんだ…」


「うん」

「HRまでサボって成績大丈夫なの？」


「だいじょーぶ俺賢いから！」


「えっ？そうなの？何位だった？」


「…二位」


「スゴいじゃん！二位なんて」



「でも順位は一位とらなきゃなんかいやで…」


「一位は…白馬夏生だったよね？なんであんな奴が…」


「だよね？俺だって二位なのに…白馬ばっかり目立っちゃって…！ 俺のこともちゃんとみてほしーな…」


かっ

可愛い！


「心配しなくても、皆、君のこと見てると思うけど…」


「ほんとっ？ほんとに？」


急に、顔が

元気になった！



「うん、だから大丈夫だよ？」



「ありがとう！じゃあ俺いくね？」


「あっ！名前っ…！教えて…！」


「えっ？あぁ…」


…


「景……俺の名前は景だよ…風弥景…です。ヨロシク…~ミオ~」



えっ―――


なんで、知ってるの…？


「なんで知ってるの…？」

「男子が、騒いでたから…じゃあ…」




名前…

知ってたんだ…


ｶｻﾞﾐｹｲ


カッコいい名前…