「俺はお前らに復讐するために仲間になったんだ」


「はっ…?」


「三枝竣…知ってるよな」

「あ…たしか、優が潰した…三年生?」


「あぁ、俺と竣は幼馴染みで兄みたいな存在だった」
「…」


「でも…」

『三年?…あぁ、三枝。潰したけど?』


この言葉を聞くまでは

本当に、仲間になろうと

思っていた。

雅達が俺を誘った日


「お前が…竣を、壊したんだ!」


「…っ!」


「あれから竣は入院して、医師からとんでもない事を知らされた…」

優のせいで…


「もう、歩くことも困難かもしれませんって…竣は呆然とした…たったケンカをしただけなのに…俺もそう思っていた…だから」


「…景」


「お前は、生きていちゃいけないんだぁ!!」

「ちょっ…景!」


「お前が…」


「…っ?」


「お前がその名前をよぶなぁっ!!」