「あーちょっと待ってね澤本君、 ごめんね、時間はとらせませんよ、」 いやいや、もうバッチリとってますがな!! のんびりした口調に私はやっぱり弱いようだ。 小さくため息をついて生意気に「手短にね」なんて言ってみた。 わお!また安部さんが睨んでますよ…なんて思いながら。 「ちょうどいいや、滝上くん前に来ちゃってね」 さっきの男性が前に来る。 タキガミ?だれだれ?