私がボッーとテレビを見ていたら、大倉さんがお風呂から上がった。その姿は、いつもビシッといる大倉さんと違い、髪の毛も下ろして、無防備な大倉さんがいた。いつも違う姿をボッーと眺めていた。

『どうした?』

『いえ、なんかいつもと違うからドキッとして』

心で思っていたことが口にしてしまい、私は、顔が真っ赤になった。

『なんだそれ』

それを聞いた大倉さんも真っ赤になった。

『スエットを貸してやるから、お風呂入ったら』

『はい。ありがとうございます。』

私は、スエットを借りて、お風呂を借りることにした。