何もかも不平等で
何もかも矛盾してるよ


こんな世界は
息を吸うのだって苦しいんだ


誰かの泣く声は喧騒に消えて
何処からか罵る声が聞こえて
今日も不平等に一部が消えちゃう


ずっと否定の言葉を連ねて
捻くれて正論を並べて
理解していたつもりでいたの


本当は虚しさばかりの正論なんて要らない
欲しかったのは彼の温もりだったのに


ちゃんと伝えればよかった
どんなに命が平等でなかろうと
私は彼が大事で大切なんだよ


気付いたのが遅過ぎて
何処にもない彼の温もりを求めて
眠れぬ夜に静かに涙流したんだ