命は平等なんて誰がそんな馬鹿な事
言ったんだろうね?


泣きながら笑う彼の瞳は
虚ろで色が無かった


そんな姿が目の奥に
焼き付いて離れない


夢にうなされる毎日
嗚呼、今日もそれを見せるのですか
はい、そうです
誰に言った訳でもないのに
誰かが答えるんだ


部屋に住みつくあれは嗤う
もっと苦しんで咽び泣け
耳を貸してはいけない
強く耳を塞いでなかなか明けない
夜明けを恐怖と絶望の中で欲するよ