それと同時に時の霧が一瞬で晴れた。

観客達がまた私の二胡にききはじめている間とにかく弾き続けた。


結果はどうでもいいなんていわない。


だって…このために頑張ってきたんだもの…。


2人のこと忘れない。

この曲を弾けばきっとどこかでまた思い出せるから…。

だから次2人とあう時もまた二胡を弾いてるね。


私…2人にあえるまで二胡を弾き続けるよ。


言えなかったけど…これが二人への私からの気持ち…。


銀狼が立とうとした時…砂で溶けだしている。