――なんだ……!!


 この影は背後から凍りつくほどの殺気はまるで獲物を捉えた獣同然の賤しい気を背中に感じたその時…長刀を見事に振り回して私の剣を空に払いのけた後…断末魔が背後から聞こえた。




 影からも伝わるその獣は人間の姿ではなく…血飛沫をあげながらのた打ちまわりやがて壁にそのまま勢いよく倒れて痙攣していた。





 「―――息をしているものを殺す趣味はありません。」




 私の鉄の刀を広い渡し様その男は笑う。




 「―――どーゆうことだ?」





 男の手から乱暴に剣を奪い構え様尋ねた。




 「何って―――?

 説明を聞くより見て頂いた方がわかりやすかったので‥‥?

 ――ここに‥息をしているものを感じる者は自分とあなた以外いませんよ……!」