初めてのサボタージュを終えて、あたしが教室の扉を開けても やっぱり何の変化もなかった。 飛び交う言葉たちがあたしに向けられることも キャハハと甲高い声をあげる集団の輪に手招きされることも。 でも、もうそれでいい。 君があたしを見つけてくれたから。