「……だから、また名前呼んでくれよ!今日で最後みたいなこと言うなよ」 恋をしていた。 報われない恋をしていた。 ずっと哲の傍にいたかった。 そう思っていた日々は ずっと苦しくて ずっと哀しくて 愛しくて 哲といたあの時間は 何にも変えられない。