「じゃあ頑張ってくれよ。木戸委員長」

担任の横須賀が満面の笑みで俺の肩を叩く。

「はい。任せて下さい」

俺もできるだけ自然な笑顔で答えた。

愛想笑いは得意中の得意。


これ、優等生の基本。