咲万と、いる時間だけがゆういつの私の楽しみだった事を今でも、ハッキリと覚えている。
咲万の香り。
咲万の癖。
咲万の口調。
そんな事も、ハッキリっと覚えているのに、今のアナタには、私の気持ちなんて届かない。
それが、どれだけ悲しい事なのかも。
今、こんな思いをするのだったら、あの時あんな事をするのでは、なかった。
今の、私に残っているのは後悔ばかり。

こんな私の初恋話。
聞いて貰えますか?