短い春休みも終わり、木に桜が咲いてきた頃。

私は進級を迎えた。


申し遅れました!
あたしの名前は、夏川美月。
顔もスタイルも、いたって普通。だけど身長は結構低い。

毎年クラスの中でも静かなで目立たない方だ。

「おっはよー」
「のぞみ〜おはよー」

元気に声をかけてきたのは私の親友、岸本望。

望は私よりちょっと頭がよくないけど可愛くて、背も高くて元気がいい私の憧れでもある。


「美月何組だった?」

「あたし、7組だった
望は何組?」

「離れたね…私1組…」

そう、今日は入学式でもあり、始業式でもあり、クラス発表の日でもある。

望と一緒がよかったけど見事に離れてしまった。


「あたし知ってる人少ない…どうしよう…」

「大丈夫だって!すぐ仲いい子できるよ」

「そうだね!じゃあ教室に移動しよっか」


そしてあたしたちはそれぞれの教室へと向かった。

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