何日か過ぎた日だった


陸は珍しく朝早く目が覚めてたら
玄関から物音がした


玄関に言ってみたら
帰ってきた仁が倒れていた

隠れて見えないところに包帯が巻いていた

仁が気づいて
「あぁー、陸。ただいま」
と笑顔で言ってきた


陸「何呑気なことを言ってんの?なにその包帯?」

仁は包帯を見て、また陸をみた
仁「これか、やっちまった。優衣には黙っててな」


陸「母さんには黙ってる。今大事な時期だし」

と当たり前だみたいに言ってきた

仁「ああ、ありがとうな」

陸「なぁー、父さん。父さんが怪我するほど、今やばいの?」

と心配したように聞いてきた

仁「まあーな。頭が死んだ。」
と素っ気なく言ってきた
陸優しいおじさんが死んだと聞いて悲しかった

じゃあ次は誰と?

仁「次は俺だ」


陸はやめてほしかった
母さんの為にも

だけどずっと決まっていたことだったし、仲間が大事な父さんに言っても無理なことだ