みんな一斉にそっちを見た
そこには、春と翔が立っていた
その後ろには春の手をつなぎ片手は春の服の袖を掴みながら隠れていて今にも泣き出しそうな凛がいた
全員今の話し聞いてしまったなと思った
龍治「凛。話聞いてしまったか?」
とおどおどしながら聞いてきた
凛「父さんは僕の本当の父さんじゃないの?」
と鳴き声でいってきた
龍治「うん。父さんは凛の父さんじゃない」
と寂しそうに言った
凛「本当のお父さんが来たら僕を預けるの?」
と聞いてきた
龍治「凛がそうしたいなら、な」
それを聞いて凛は
うゎーんと泣き出して外に走り出した
全員気まずそうな
同情をしていた
ただ2人は違った