今日は終業式で明日からは夏休みでみんな浮かれていた



ただ春は浮かれていなかった

春はあの後、泣き止み謝り帰った。
「陸?春だよ」と聞けなかったまた、知らないと言われるのが怖かった






「春?帰りましょう」
と輝の声が聞こえ我に返った春は、周りを見たが誰もいなかった。時計を見たらもう終わって一時間もたっていた


急いで鞄に必要な物を入れて立った

「さぁ、健のところに行きましょう」


と張り切りながら言った