もう一回、仁と優衣に抱き締められ
赤ちゃんを抱くように言われたが、
「ごめん。無理」
と断ったら何で?昨日も抱いてあげなかったけどと優衣から言われた
そう、春は双子と知り驚いた物の抱いてはあげなかった
「抱いてあげる権利がない。」
と言って自分の手を見た
真っ赤に染まってしまった手が見えてきた
「バカ。そんなことを言わずに抱いてあげて、春。誰がどう言おうとも春は春だから、私たちを春みたいにぽかぽか陽気にさせてくれる優しい春だから」
と優衣が手を握って言ってきて仁さんからも言われて
春は赤ちゃん2人を抱き締めた。思っていたより重かった。体重もそうだけど、ここに小さいけど精一杯生きる生命を感じた
名前は?と聞くと、まだ決まってないけど繋がりを求めたいから
と言ってきた
「ありがとう。仁さん、優衣さん。2人に出会えて良かった。」
と笑顔に目には涙を溜めて
「おぅ、終わったら帰ってこい。俺ら家族は春のことを待ってるぞ」
「うん」
「春。無理しないで自分のペースで歩いてね」
「うん」
「さようならは言わないからな、また、な」
「また、ね。春」
「うん。またね、仁さん。またね、優衣さん
またね、赤ちゃんっズ」
と出ていた