突然、陸は春にキスをし抱きしめた

「言いたいことがあったけどわりぃーけどもう忘れた」

春は腕を回して
「うん。私も忘れた」

とお互いに苦しげに言っていた

数分後
離れてお互いに顔を合わして笑った
昔みたいに何も知らなかった無邪気な笑顔はもう無かったが笑った

「春。頑張れ」

「陸も頑張れ」

と言って



春と陸は反対に分かれた
陸は家に、春は仁と優衣のところに歩いていた