何時間後か
産声が聞こえて、春は呼ばれた

優衣さんは疲れていて、赤ちゃんを抱き締めながら頬には涙がでていた

綺麗だった
こっちを見て

「はる」


と呼んできた


「優衣さん。頑張ったね」
と優しく言った

「春。この子抱いてあげて」

と言って赤ちゃんの方を見た

「え…!」
と驚いた