「うふふ、青春ね♪」


「人を好きになるって・・・・どんな感じ・・・?」


「そうねぇ・・・」


お母さんは瞼を閉じ、何か思い出に浸っているよな表情を見せた。


「たとえるなら・・・このオレンジジュースかしら」


と言い、目の前のテーブルに置かれているオレンジジュースの入ったグラスを手にとった。


手に持った衝撃で中に入っていた氷がカランと音をたてた。


「オレンジジュース・・・?」