「・・・この間と同じこと聞いてもいい?」


小さく頷いた。


由香は一呼吸おくとゆっくりと口を開いた。


「ちのたんは、宏のことが・・・好き?」


「まだ・・・わかんない・・・」


「・・・ん、そっか」


真剣だった由香の顔は、再び笑顔に戻った。