しばらく走っていると後ろから声をかけられた。


「朝比奈!」


「あれ・・・?・・・海道くん」


いつもどおりの海道くん。


「どうしたんだ?朝から全力疾走なんかして」


私は思わず足をとめてしまった。


だって・・・


・・・隣には見慣れない女の子がいたから。