「浩介ー待ってよ・・・ちのたんもー」


「おせぇ」


「・・・神谷くんに同意」


それに・・・待ってといっていても息切れ一つしていない。


「よっし、じゃあ文句なしの競走しようぜ」


「いいよ」


「私も・・・」


「では、よーーい・・・スタート!!」


神谷君の掛け声と同時にまた走り出した。