「・・・・・・」


私は言葉につまり、目を伏せ俯いてしまった。


しばらくそのままでいると、気持ちを察したのか・・・。


「なんか暗い話になりそうだからいいよ。話さなくていい・・・」


「・・・ありがとう」


このとき飲んだキャラメルマキアートは、甘さとにがみが渦を巻いていて・・・


まるで今の私の心の中のようだった。