「え、どうしたの?これ」


「お祝いよ、優勝した」


「ちのの好きな母さん特製ケーキだ」


お父さんの言葉に目が輝いた。


「ちののためにイチゴをたっぷり乗せたわよ」


「わぁ・・・」


お母さんの言葉を聞いてさらに目が輝いた。


「ふふ、ちのは本当にイチゴが好きね」


その言葉に、首を大きく縦に振った。


「うん!」