「ちのー!!」


「あ、お父さん!お母さん!!」


「なんか、お母さんを呼ぶときのほうが嬉しそうじゃなかったか?お父さん悲しい・・・」


「なに言ってるのよ」


そんなことを言いながらわたしに近づいてくるのは、実の父と母。


「どうしたの?」


「チームの皆に差し入れ」


「ちのが好きなイチゴアイスもあるぞ」


「本当!?ありがとう」


大好きな、お父さんとお母さん。


幸せだった・・・。