そんな言葉には引っ掛からないもん!!


「ちょ、離してよ!!」

「あ、ごめん。ははっ!!」


自分の席に座ると、今度は男子たちがやって来た。


「なぁ、柏原…俺と付き合ってくれよ?な?」

そう言ったのは冬矢くんだった。
冬矢くんはこの学校で真島修の次にイケメンで、人気のある人…。

「おーい。何告白されちゃってんの?奏は俺の女…だろ?」


「ホントなのか…柏原…?」